ピーチアップシリーズ （ もものきはうす／コンパイル ）
発売：１９８９〜１９９１年 メディア：ＭＳＸ２／２＋
最終更新日 2019.06.06
−概要＆感想−
奇数月の月末に発売されたＭＳＸ２／２＋用の廉価なディスクマガジン（￥３，８００−／総集編を除く）。ゲームの体験版やデモも入っている。最初はすぐ終わるお手軽ゲームが多かったが、だんだんコンパイルが得意とするアクションやシューティングがメインになって結構遊べるようになった。同じ時期に発売していた「ピンクソックスシリーズ」（ウィンディマガジン／ドット企画）が美麗なＣＧをプッシュしてリリースしていたのと対称的であり、「ビジュアルかゲームか」を世のゲーマーに問うていたような気がした（そう思ったのは私だけかもしんない…^^）。
しかし、９０年末頃からＭＳＸ規格そのものが衰退しはじめると、両シリーズ共に次第に店頭で見かけなくなり、総集編２（笑）で「桃子のはじらいのパンティー」という、これまた美少女ゲーム史上最も取り扱いに困る驚異の封入特典を付けた後に休刊してしまう。
これら両シリーズは価格が安い上、息抜きにサクッと遊べるゲームが多かっただけにとても残念であった。
なお、アクションゲームの影に隠れがちであるが、美少女ゲーム史上稀にみる傑作 「サナトリウム・オブ・ロマンス」と、その続編「サナトリウム・オブ・ロマンス２」というデジタルコミック２作が入っているのも見逃せない。
ピーチアップ ７ （ もものきはうす／コンパイル ）
発売：１９９０年１１月 メディア：ＭＳＸ２／２＋
最終更新日 2019.06.06
−概要＆感想−
前作から一転しておちゃらけたムードのゲームが３つ収録されている。付属している体験版は「麻雀刺客」（日本物産）で、１人目のキャラの下着姿までは拝める（笑）
Ｄｉｓｋ２にフルカラーＣＧが収録されている。あるキーを４つ同時に押しながら立ち上げる（ただしＭＳＸ２＋またはＴｕｒｂｏＲのみ対応）。
学園処刑人ラビットちゃん
荒廃した学園を舞台に、美少女サーボーグが新任教師と戦うコマンド選択式アドベンチャーゲーム。エンディングがＴＶの「ルパン３世」のエンディングに酷似している。全２話で構成。第１話の「限りなく透明に近いブルマー」はタイトルだけでお腹が痛くなるほど笑わせてもらいました。もしこのタイトルで独立したパッケを作っていたらものすごい注目を浴びていたと思う…（笑）
・攻略について
第１話のババンバ先生を倒すには「歯」に攻撃を仕掛ける。第２話のビバノン先生は、適当に攻撃していると「ひっかく」コマンドが出現するので、頭の上にある丸い所をひっかけばクリアできる。
チンと手と
オープニングが映画「天と地と」のパロディ画面になっていていきなり笑えるアクションゲーム。モグラ叩きみたいなノリ。８枚あるパネルにアトランダムで出てくる謎の物体「チン」を中央部にある大きい手「サイバネティックス・ハンド」を操作して隠し、３分間隠し通すと御褒美に女の子のＣＧが出る。全部で３ステージ。
くるくるパズル ３画面でＤＯＮ！！
バラバラのパネルを回転させながら移動して元の画面に戻す。３画面分のご褒美ＣＧが迫力大。ノーマルモードとお手軽モードがあるが、はっきり言ってノーマルモード激ムズ（笑）
（参考文献）
・なし
（ゲーム評価）
・シナリオ：Ｄ ＣＧ／音楽：Ｃ システム：Ｃ 総合評価：Ｃ
ピーチアップ ８ （ もものきはうす／コンパイル ）
発売：１９９１年１月 メディア：ＭＳＸ２／２＋
最終更新日 2019.06.06
−概要＆感想−
前作と同様、Ｄｉｓｋ２にフルカラーＣＧが収録されている。あるキーを５つ同時に押しながら立ち上げる（ただしＭＳＸ２＋またはＴｕｒｂｏＲのみ対応）。体験版は「電脳学園シナリオ３」で、登場キャラのユングと遊べる。
ミラーメイズ 檻の中の天使たち
鏡の中に閉じこめられた美少女１０人を探して救出するパズル＋アクションゲーム。画面が波を打ったような効果を随所に出しているところが目を引く（走査線割り込みを使っているらしい）。
アウター番外編２ ライアットポリス採用試験
カードバトルゲーム。
（参考文献）
・なし
（ゲーム評価）
・シナリオ：Ｄ ＣＧ／音楽：Ｃ システム：Ｃ 総合評価：Ｃ
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