琴緋ヶ丘物語 （ マイアミソフト ）
発売：１９９５年６月 メディア：ＰＣ−９８（ＦＤ６枚組）
最終更新日 2019.06.13
−概要＆感想−
主人公「神無月 将馬」と「鋼 葵」は琴緋ヶ丘学園高校の生徒。２人はヒロイン「冴樹 由奈」に対して密かに想いを寄せていたが、彼らにはそれぞれ従姉妹の綾香と後輩の麻衣子がつきまとっていて、なかなか由奈に対して積極的にアプローチできないでいた。そんな彼らの前に、３人の不良グループが絡んでくる。その不良グループによってバスケット部の部員が怪我をさせられてしまい、鋼が代役として試合に出場することになった・・・というストーリーのマルチエンドアドベンチャーゲーム。
何と言っても目を引くキャラデザとＣＧが最高に綺麗で、これだけでご飯三杯いけるだけのゲームである。ソフトに同梱しているミニポスターも実に美しい。しかし、ゲームのシナリオについては、マルチサイトの割に２人の主人公以外のキャラ同士の関係（特に深雪とか麻衣子）が希薄であるため、ストーリーが単純に見えてしまう。さらに、エッチシーンが非常に淡泊であることとか、不良連中の行動様式が単純すぎとか、キャラクターの名字に違和感がある（雪舞とか冴樹とか）等々も目についてしまい、ゲーム総体としてはＣＧのインパクトの割にイマイチの中身であることは否めないものがあった。
−攻略指針−
このゲームは主人公２名につきそれぞれ４つのエンディングがあるマルチエンドとなっている。サブキャラのフラグを全部立ててしまうと、ヒロイン冴樹由奈のフラグを全部立てていてもサブキャラのエンドが優先されてしまうようなので、冴樹狙いの場合はサブキャラのフラグを意図的に落としてやる必要がある。従って下記の攻略で「ＥＮＤ※／４確定」と記載している選択肢が出てきた場合、サブキャラ狙いの時とヒロイン狙いの時で別の選択肢を選んでやればよい。また、誰のフラグも全部立てられなかった場合は４／４のエンディングになる。
−詳細攻略−
【 スタート（鋼 葵） 】
６／２６
２−Ｃの教室へ行く
屋上に行く
寝る
６／２７
２−Ｃの教室に行く
校庭をぶらつく
美術室に行く
６／２８
プールに行く
本屋へ行く
６／２９
化学室へ行く
校内をぶらつく
私立美術館へ行く
６／３０
屋上へ行く
体育館へ行く（綾香とＨ）
体育館に行く
７／１
開き直る
サボる
双眼鏡を借りる
校庭を見る
体育館へ行く
体育館へ行く
７／２
選択肢なし
７／３
教室にいる
冴樹を見に行く
７／５
選択肢なし
７／８
森野を説得する（「覚悟を決める」で森野とエッチシーン→ＥＮＤ森野４／４確定）
７／１０
授業に出る（「授業をサボる」と遙舞深雪のフラグが全部立ち、ＥＮＤ深雪２／４確定）
７／１２
選択肢なし
７／１５
図書館へ行く
７／２１
起きる
校庭に出る
冴樹に電話する
７／２２
選択肢なし
７／２３
ごまかして帰す
冴樹の事を考える
７／２５
屋上に行く（「病室に行く」と月影杏子のフラグが全部立ち、ＥＮＤ杏子３／４確定）
７／２８
選択肢なし
７／２９
冴樹に電話する
８／５
家に帰る
８／１５
華道室へ行く
９／１
選択肢なし
９／２
助けに行く
９／５
ハッピーエンド（冴樹ＥＮＤ１／４）
【 スタート（神無月 将馬） 】
６／２６
２−Ｃの教室へ行く
冴樹の方を見る
冴樹に電話を掛ける
６／２７
朝練に行く
鋼の方を見る
冴樹に話し掛ける
冴樹に電話を掛ける
６／２８
体育館へ行く
校庭へ行く
繁華街へ行く
冴樹に電話を掛ける
６／２９
部活に行く
冴樹の方を見る
冴樹に電話を掛ける
６／３０
勧誘に出向く
７／１
トイレに行く
図書室へ行く
二人の事を考える
７／２
冴樹に電話する
７／３
教師を止める
２−Ｃの教室へ行く
校庭へ行く
自宅へ行く
７／５
選択肢なし
７／８
屋上へ行く
図書室へ行く（綾香のすねた顔が可愛い^^）
７／９
選択肢なし
（冴樹とデート後、綾香とエッチ）
（この日の夜、フラグ立てが不足している場合森野とデートの約束イベントがあるのでイベントが起きたらやり直す）
７／１０
２−Ａの教室に行く
校庭に行く
７／１２
選択肢なし
７／１５
考える（綾香水着シーンあり）
冴樹に電話を掛ける
７／２１
ゆっくり登校する
教室にいる
話す
７／２２
冴樹の家へ行く
７／２３
学校へ行く
校舎に入る
学校へ行く
校舎に入る
断る（「行く」で綾香浴衣シーンがあるのでリロードしてＣＧ回収）
冴樹に電話を掛ける
７／２５
自宅にいる（「月影の家へ行く」で月影杏子のフラグが全部立ち、ＥＮＤ杏子２／４確定）
７／２８
学校へ行く
華道部へ行く
駅前へ行く
森野を帰す（「森野を抱きしめる」でＥＮＤ綾香４／４確定）
月影に電話を掛ける
７／２９
鋼の見舞いに行かない
冴樹を捜しに行く（「冴樹を捜しに行かない」→「屋上へ行く」でＥＮＤ深雪３／４確定）
冴樹に電話を掛ける
８／５
選択肢なし
８／１５
選択肢なし
９／１
選択肢なし
９／２
助けに行く
９／５
ハッピーエンド（冴樹ＥＮＤ１／４）
（参考文献）
・攻略王（オデッセウス／１９９５年）
・美少女ソフト大研究Ｖｏｌ.４ （笠倉出版社／１９９５年）
（ゲーム評価）
・シナリオ：Ｃ ＣＧ／音楽：Ｂ システム：Ｃ 総合評価：Ｃ
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