ＦＲＯＮＴＩＥＲ （ ＦＲＯＮＴＩＥＲ フロンティア ）
発売：１９９５年 メディア：ＰＣ−９８（ＦＤ４枚組）
購入価格：１,０００円（中古）
プロテクト：マニュアルプロテクトあり
最終更新日 2019.10.20
−概要＆感想−
３つのストーリーが収録されているお手軽オムニバスアドベンチャーゲーム。
【 第一幕 遠雷ワイバーン 】
主人公はさすらいの賞金首ハンター。辿り着いた小さい町の酒屋兼銃器店には若い美人た
ちが働いていた。主人公は宝石を渡して寝食を手当してもらうことになったが、ある日、
一人の女の子が悪漢に連れ去られてしまう・・・というストーリー。
冒頭こそ、思わせぶりな銃弾のうんちくが語られることから壮大な？バックストーリー
でもあるかと期待したが、それは冒頭だけで、あとは単なるハーレム状態になるだけだった
ので激しく脱力すること必至である。もうちょっとオチを付けようよ・・・。
原画はしらとりれいこさんなので、キャラデザはすごく良いのが実にもったいない。
【 第二幕 快感空間「愛」 】
主人公とヒロイン「めぐみ」は幼なじみで恋人同士・・・であるが、お互い物足りない気持ちを抱いていた。そんなある日、２人は異世界に召喚されてしまう。そこで出会った女神フロンティアーナから試練を与えられる。それは、女神の３人の侍女とエッチすることであった・・・というストーリー。
ほとんどがエッチシーンであるので大満足である（笑）特にヒロインが女神のテクニックで段々と陥落するところが秀逸である。なお、このストーリーはマルチエンドになっている。
「触手の快感を手に入れる」 → 【 ＢＡＤＥＮＤ２ 】
「そんなのは御免だ」 → ゲーム続行
「触手の怪物でうはうは」→【 ＢＡＤＥＮＤ２ 】
「惜しいけど遠慮する」 → ゲーム続行
「女神を呼ぶ」を最後まで（１８回）見てしまうと【 ＢＡＤＥＮＤ１ 】
【 第三幕 Ｂｌｏｏｄ ｌｉｎｅ 】
主人公エレノアは宇宙に旅立った人類の性処理のために作られたセクシャルドールの販売人。宇宙航海の途中で不審船と衝突してしまう。その不審船に搭乗していたのはテロ集団の「シュルツカッツエ」であった・・・というストーリー。
選択肢が繁盛に出てくるが、ほとんど全部繰り返して選ばないとストーリーが進まないので、非常にストレスが溜まるインターフェイスである。マニュアルには「ストーリーの無茶苦茶さと意外な発展を見せるゲームシステム。そしてごった煮のような味付けで「意地悪」にこだわりました。」という記述があるが、単に面倒なだけである。なお、本ストーリーはマルチサイトになっていて、ストーリーを読み終わると別のキャラの視点で再プレイが始まる。
（参考文献）
・なし
（ゲーム評価）
・シナリオ：Ｃ ＣＧ／音楽：Ｃ システム：Ｅ 総合評価：Ｄ
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